なぜ私はメールフォームを“販売する”という選択をしたのか

WebDesign

✴ はじめに

Web制作を学びはじめたばかりの頃、私は「お問い合わせフォーム」についてそこまで深く考えていませんでした。見た目が整っていて、送信ボタンを押せばそれで終わり——そんな程度の認識でした。

しかし、自身のスキルを実務レベルに高めたいと思い、2024年に5ヶ月間通った職業訓練校での経験が、その考え方を大きく変えました。

職業訓練校ではHTMLとCSS、JavaScriptを中心に学びましたが、PHPにはほとんど触れられておらず、「メールフォームの構築」までは範囲外でした。けれど、どんなWebサイトであっても、「お問い合わせ」の手段は必ず必要とされます。

その重要性に気づいてから、私は「本当に安心して使えるお問い合わせフォームとは何か」を真剣に考えるようになりました。そして、自分の手で作るだけでなく、「販売する」という選択に至ったのです。


✅ 初心者にとっての“フォーム”の壁

職業訓練校で制作課題に取り組んでいた際、クラスメイトの誰かが「お問い合わせフォームどうする?」と講師にたずねていました。その際に講師からも、この訓練ではそこまで教える時間はなく、かといって無料で提供されているようなフォームではセキュリティ面で不安があり、しっかりしたものを使うなら外注するしかないという説明がありました。

  • JavaScriptが書けない
  • PHPのメール関数がわからない
  • セキュリティが不安で載せられない

結果として“フォーム部分はあきらめてダミーにする”**というケースもありました。幸い私は少しはPHPの経験があったため、簡易なメール送信のみのフォームを自作し提出しましたが、訓練校の制作物をアップロードするサーバーではPHPが使えず、実際にサーバー上で動かすことはできませんでした。

フォームは見た目以上に「使われる」「攻撃対象にもなりうる」実働機能です。初心者が独学で手を出すには、ややハードルが高い部分でもあります。

「じゃあ、初心者や非エンジニアの人でも、安全に設置できるフォームがあれば役立つのでは?」

そう考えるようになったのが、販売のきっかけのひとつです。


🛠 自作を通じて学んだ「最低限必要なこと」

私は職業訓練校に通う以前から、PHPやMySQLには少しだけ触れた経験がありました。その中で、最低限のセキュリティ対策の必要性に気づき、次の3点を重点的に学ぶようになりました:

  • CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)対策
  • 入力内容のバリデーション
  • スクリプトインジェクション(XSS)対策

これらは、実際に攻撃の標的にならなくても、“ユーザーの信頼を守る”という意味で欠かせない設計要素です。

PHPの参考書やサンプルコードを写経するだけでは、どのタイミングで何を検証すべきか、なぜトークンが必要なのかといった「設計思想」までは見えてこないのです。

そのため私は、

  • フォーム送信の流れを何度も分解し
  • テスト環境を構築し
  • 意図的にエラーを起こして原因を探り
  • ロジックと設計の両方を繰り返し修正

という工程を何十回と重ねました。

「ちゃんと動くものを、自分の力で安全に組めた」 ——その達成感と実感が、販売に踏み切る自信にもなりました。


🔍 なぜ“販売”という選択なのか

実は、フォーム部分だけを案件として個別に受注することも考えたことがあり、今後もご相談があれば対応するつもりでいます。

現状、無料で提供されている簡易なフォームや、JavaScriptによるバリデーションのみの軽量な販売商品は見受けられますが、実用性・セキュリティ・導入補助(マニュアル)を含めた完成度という点では、ここまで仕上げたものはあまり見かけませんでした。

それならば、自分が納得できる形で作り上げたものを「必要としている誰か」に届けるべきではないか——そう思ったのも、販売に至った理由のひとつです。

さらに、初心者が最初につまづきやすい“お問い合わせフォーム”という壁を、できるだけ安価に越えてもらいたいという気持ちも強く、“販売”という手段はその両方を叶えると考えました。

また、導入して使うだけでなく、購入者がコードの構造を読み解き、そこから学んでもらっても構わないという思いもあります。

あくまで「学びと実用、両方に価値を見出してもらえるもの」として、きちんと整理された形で提供したい。

※学習目的でコードの構造を読み解くのは歓迎しますが、内容をそのままコピペして他サイトに流用したり、再配布・転売することは禁止しています。

そう考えたとき、価格を設定して販売する=責任と品質を担保する手段でもあると思ったのです。

それと同時に、案件として受けることができる技術である以上、無償で配布するという形は、自分自身を含む制作者の価値を下げてしまう行為にもなりかねないという考えもありました。

だからこそ、正当な対価をいただいた上で、安心して使ってもらえるフォームとして届けるべきだと判断しました。

✉ フォームは“誰にでも必要”なものだから

企業サイトはもちろん、個人ポートフォリオ、イベントページ、サービス紹介LP、どんなWebサイトであっても、「お問い合わせ」は避けて通れません。

SNSリンクだけでは、信用につながりません。

でも「フォームの実装まで手が回らない」「そこだけ外注するにはコストが高い」……そんな声があることも事実です。

私が作ったフォームは、そういった方々の**“ちょうどいい選択肢”**になれたらという思いを込めて制作しました。

  • 導入はHTMLファイルに貼り付けてアップロードするだけ
  • PHPに触れたことがない人でも、マニュアルに沿えば完了
  • 自動返信メールと管理者通知メールの2通送信
  • トークンによる不正防止、見た目にもわかりやすい完了演出

見た目にも安心、使っても安心。

フォームは「あることが当たり前」になっているからこそ、安心して任せられるものを届けたいと思いました。

🔐 ライセンスとモラルについて

私のフォームは、個人でも案件でも使いやすいように設計し、あくまで「学びと実用、両方に価値を見出してもらえるもの」として整理して提供しています。

コード等のWeb制作物である以上、コピーされたり流用されてしまうというリスクは常についてまわります。

その上で一点、お願いがあります。

この商品は著作物として販売している以上、無断のコピー・流用・再販はライセンス違反となり、場合によっては法的措置を検討せざるを得ません。

ただし私は、購入される方のモラルを信じているからこそ、不正利用を完全に防ぐための技術的な制限や強いロックは設けていない部分もありますが、著作権表示の明示や内部構造による検出も含め、一定の対策は講じています。

「これはちゃんと作られたものなんだ」「正しく使おう」 ——そう思ってくださる方に、安心して使っていただきたいと考えています。

✨ 経験がないからこそ、経験を作る

私はまだ、数多くの実案件をこなした実績があるわけではありません。 でもこのフォームは、「本当に動くものを、自分の力で作り上げた」確かな証明です。

そして、それを「販売」という形で届けることは、私自身にとっても、制作者としての責任を引き受ける第一歩でもあります。

  • 実務経験が浅い
  • でも、手を抜かず本気で作った
  • 動作だけでなく、使う人の立場まで想像した

そんな制作物だからこそ、誰かの役に立てるなら、ぜひ使ってほしい。

この商品が、あなたのWebサイトや案件に“安心できる問い合わせ手段”をプラスできることを願っています。


📎 関連リンク

▶ 商品ページ(BOOTH): https://ndesigns.booth.pm/items/6895820

▶ フォーム体験・詳細解説LP: https://n-designs.net/lp/

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